2013年10月20日日曜日

『憂鬱』

 

 
 憂鬱である。雨はザンザン降る。そして寒い。気分は落ち込む。何もしたくないわけではないが、やはり何もしたくない。一日中寝ていたいとも思うが、寝ていると体力が低下するので軽い筋トレをほぼ毎日実施している。
 

 人間は何もしないで生きていることはできない。どんな人間であろうと何かをしている。こんな「私」でも何かをしている。


 嘘である。全て嘘である。

 私は現在ある種の「無力感」に襲われている。現在抑うつ状態、非常に疲れやすく、何よりも生きる気力、エネルギーというものがなくなってきている。
 メンタルの疲労はフィジカルにもすぐ影響するため非常に困っている。 


 精神的負担を軽減しようと努力はしているものの、無意識化ではやはり精神的な負担があるのだろう。
 それが表面化した時にはもはや手遅れであって、

 端的に言えば「死にたい」のである。
 


 毎朝起きるたびに希死念慮が表出してくるが、やるべきことがたくさんあってなかなか「死」を選択することができないでいる。


生きることに喜びや楽しみを感じなくなった人間は、「生」そのものが苦しく、辛いものである。



人間の体は簡単には死ねないようになっている。死ぬにはそれ相応の「努力」を必要とする。また社会も死ぬことを許してはくれない。全く困ったものである。生きるにも死を選ぶにしても困ったものである。全くこの世の中は生きづらい。


 ずっと生きづらさを感じてはいたが、なんだろう、自分はこの世界に存在しなくてもいいと思う。72億人も人類がいるのだから一人くらいいなくなっても困りはしないだろう。幸い私は国家元首でもなければ、宗教指導者でもなく、また偉い学者でもない。多分、あってもなくてもどちらでもいい「命」だろう。


 時計の針は動き続ける。空間は私の存在を許容するだろうか。


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