2013年5月23日木曜日

Nexus7?

・Nexus7の動作が全体的に遅い。発売してからすぐ購入したもののipadでほとんど事足りる状態なのでNexus7はあまり使っていない。
 無駄な買い物だとは思ってないが、使い方が勿体無いと思う。
かといって、これから使う機会が増えるかと聞かれると「う〜ん、どうだろう?」と答えるしかない。

2013年5月13日月曜日

夏目漱石はいつ読んでも面白い。

夏目漱石。日本人の多くが知っており、ポピュラーな作家。
彼の作品はいつ読んでも面白い。
「吾輩は猫である」「坊ちゃん」「こころ」など代表作は数知れず。
どの作品も良いが私が好きな作品の一つは「漱石日記」
漱石がロンドンに留学している間の心情が読み取れる作品。
もう一つは「漱石俳句集」
漱石は正岡子規などと親交があり、俳句にもその才能を遺憾なく発揮している。
私は空間と時間を一瞬にして切り取る方法としての「俳句」なるものは非常に強力な手段だと常々思う。

「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」を読んで。

村上春樹の最新作「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」を読みました。
「ハルキスト」と呼ばれる熱狂的なファンではない私もニュースで村上春樹の新作がとても売れているとの情報を得たので、これは読む必要があると思い購入しました。だいたい30分で読了しました。村上春樹の作品は全ては読んでいません。代表的な作品を数冊読んだ程度です。私は村上春樹が「好き」「嫌い」というどちらの立場でもありません。世界的に有名な「日本人作家」という認識程度です。今回の作品はなんでしょうね(笑)文学的才能が皆無な私には高度な批評や分析などできないので、表面をなぞった程度の事しか言えませんが、Amazonの星5つ満点評価で例えるなら2.5ですね。例えが難しいですが、この本は現代大量消費社会が生産した「本」といった感じです。読まなくてもいい本だけど、みんな購入してるからとりあえず買ってみよう、読んでみよう、本棚に置いとこう、みたいな本。思ったのは世界基準、世界標準の文学というものは言語の閉塞性、民族の土着性からいかに脱却するか、みたいな事が盛んに行われている。これは「文学」というものがどうしても「言語」による表現、そして「言語」を使っている「人間」の環境に大きく影響を受けてしまう、これから逃れることは困難であり、失敗するととても「無機質」な物になってしまう。非常に高度なテクニックを必要とする。村上春樹の作品は私の中では「無機質」のようなもので、何か物足りなさを感じてしまいます。