2013年7月11日木曜日

『タバコは吸わない』


WHO=世界保健機関は10日、2030年には、喫煙による死者が年間800万人に増えるおそれがあると警告しました。  WHOによりますと、現在70億を超える世界人口のうち、およそ30億人が喫煙を抑制するため何らかの対策を講じる国に居住しているということです。この傾向は広がりを見せていて、過去5年でタバコのパッケージに警告表示を義務付けた国は20か国増え、公共の場などでの喫煙が新たに32か国で禁止されました。  一方で、WHOはアフリカや南米などおよそ70か国で対策が十分にとられておらず、対策を強化しなければ喫煙による死者は現在の年間600万人から2030年には800万人に増えると警告しています。(11日08:17) TBSニュースより 


最近の世界規模(先進諸国を中心として)の禁煙ムーブメントは凄まじい勢いである。海外のタバコのパッケージには喫煙によって肺気腫や肺がんなどに苦しむ患者の写真が掲載されいる。日本のタバコの注意書きにも喫煙による病気発症リスクや妊婦の喫煙の危険性などが表記されているが海外のと比較すると強烈なインパクトがない。


喫煙の健康へのリスクを十分理解しているもののやめることができない人がたくさんいる。これはタバコに含まれるニコチンに依存しているからだ。ニコチン依存症という「病気」を治療することが重要である。最近は様々な禁煙治療があり、禁煙治療を受けるための要件をクリアすれば健康保険を適用することが可能であり費用負担率の軽減につながる。タバコを吸うこと、喫煙はもはや「時代遅れ」「過去の産物」である。映画やテレビで活躍するかっこいい俳優がタバコを吸う場面は大手タバコメーカーが広告代理店と密接につながり国民の健康を害するというある意味で「犯罪」に匹敵するような行為が平然と実施されてきた。。「タバコを吸う」=「かっこいい」などという馬鹿げた幻想から抜け出す時が現代なのかもしれない。もはや「喫煙」が過去の産物となるような時代が来ることを願いつつ今日の徒然日記は終わりにする。

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